とても心優しく、生真面目で快活。炭焼きを営んでいた頃から麓の町人たちに慕われていた。
鬼狩りの剣士となった後もその優しさは変わらず、人食いの鬼が相手とはいえ命を奪う事の意味を忘れず、頸を狩った鬼の最期には手を差し伸べて見取り合掌を手向ける。
またそれ故に、無為に命を弄ぶ者や弱者を傷つける者に対しては並ならぬ怒りを覚え、立ち向かう。
その正にして善なる在り様は、自然と周囲の全てに陽の影響を与える――即ち、日輪。