全身タイツ

全身タイツは、全身を覆うことができる、オールインワンのレオタード風の衣類。最初、ヨーロッパ各国王宮のスポーツ芸術であるサーカスにおいて、身体の躍動を余すところなく見せるための衣服がその発祥。時代の発展につれて、全身タイツは多くの分野に流行しています。今日、全身タイツの生地と着用方法を紹介致します。
タイツの生地はレオタードなどと同じ布地であり、構造により水や空気を透過するため、生地の網目部分に水分が滞留しやすいことから、着用したままで水中に潜ると水圧により重くなる。またラバーフェテ向けにゴム(ラテックス)素材で作られたタイツも存在する。
全身タイツの多くは、普通のレオタードと同じく首部分の開口部から身体を入れて着用する場合が多いが、背中のチャック部分から体を入れて、チャックを上げるものもある。ほかにも脇腹の開口部から身体を入れる場合や、被るようにして着用するものもある。後者の場合には脚の部分はブーツのようにチャックをする必要がある。