『花咲くいろは』コスプレ衣装

テレビアニメ作品『花咲くいろは』は2011年9月に放送終了後に、2012年5月21日には劇場版として公開されることが発表された。2013年3月9日に石川県にて先行公開、同年3月30日より全国公開が開始された。この作品は石川県にある架空の温泉街「湯乃鷺温泉街」が主な舞台となる地域であり、湯涌温泉観光協会を始め、石川県や金沢市、金沢美術工芸大学、地元企業であるのと鉄道や光岡自動車などが取材協力をしている。
東京育ちの女子高校生である松前緒花は、借金を作った恋人と夜逃げした母皐月と離れ、石川県の湯乃鷺温泉街にある旅館の喜翆荘を経営する祖母四十万スイの許に身を寄せることとなった。この旅館で住み込みアルバイトの仲居見習いとして働きながら学校に通うことになった緒花は、個性的な従業員たちと共に働き、戯れ、様々な人間ドラマの中に身を置いて経験を積み重ねることで成長を遂げてゆく。
辛いことかもしれません。でも、めげても、くじけても、泣きじゃくっても明日は来るんです。だからこそ松前緒花は頑張りたいんです、そして輝きたいんです。太陽に導かれるよう咲く花のようにいつか大輪の花を咲かせられるように……。
松前緒花は亜麻色のロングヘアーが特徴で、都会風に身をやつせばご令嬢の結名も認めるプロポーションの良い美少女である押水菜子と同級生である。天然パーマで亜麻色の髪の型はウェービーヘアーで、左右に2つの小さな花びらのヘアピンがトレードマークになっている。色彩設定上、キャラクターカラーは黄色、黄緑色、水色の3色で、暖色系と寒色系の両方を持つ(ただし、私服の話であり、平の仲居および見習いの制服は洒落柿〈しゃれがき〉に近い色の小袖形)。