モノノ怪を斬ることができる退魔の剣を携えて諸国を巡る薬売りの男がいる。薬売りは妖異が現れる場を訪れる。モノノ怪を成すのは、人の因果と縁(えにし)。人の情念や怨念にあやかしが取りついたとき、モノノ怪となる。薬売りはモノノ怪の形と真と理を明らかにし、退魔の剣でモノノ怪を斬っていく。
薬売りは本作の主人公である謎の行商人。本名や年齢や素性などは不明。本人曰く「ただの薬売り」。灰色の長い髪と青い眼を持ち、隈取のような化粧をしている。本人は自分を「人間だ」と言うが、耳が長く尖っており、犬歯も牙のように尖っている他、時代が変わってもほぼ同じ外見で現れるといった人間離れした身体的特徴がある。モノノ怪を斬る退魔の剣を携えているが、剣を鞘から抜くためにはモノノ怪の形(かたち)、真(まこと)、理(ことわり)の三つを知ることが必要。ほかにも結界の要や障壁にもなる御札や、モノノ怪との霊的な距離を測る天秤(投扇興の的の蝶のような形をしている)等、不思議な道具を持ち歩いている。着物の柄は蛾をモチーフにしていると公式の設定資料で明かされている。
個人的には、薬売りが好きなので、モノノ怪のほうが好き。このアニメは、浮世絵的なキャラデザと和紙のテクスチャーを使った色彩設計で、1枚1枚がキレイで印象的。物語は、短編集みたなものなので、どこから入ってもいいかも。
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