もうすぐ年中重要な行事-大晦日ですね!大晦日は国によっては盛大に祝われており、年中行事の中でもたいへん重要な行事のうちの一つです。
全ての国々が日本ほど盛大に盛り上がるわけではありませんが、海外もNew Year's Eveとして、大晦日に特別なイベントや習慣がある国が数多く存在します。
日本では大晦日から元旦にかけて、除夜の鐘が撞かれます。撞かれる回数は、人間の苦しみを生み出す煩悩の数と同じ108とされていますが、これは108の煩悩を今全て背負っているのではなく、前世、現世、来世それぞれ36個を合わせた数だと言われています。
ドイツでは普段、花火の販売も使用も法律で禁止されていますが、年末年始だけは販売と使用が許されます。そのため、場所によっては年越しの瞬間、花火の大変な爆音が鳴り響くそうです。
イタリアでは赤い下着を着用して年を越すと福を呼ぶという言い伝えがあります。
また、ブラジルも同様に特別な色の下着を着用して福を呼ぶ言い伝えがありますが、こちらは白は平和、赤は恋愛成就、黄色は金運アップといったように、それぞれの色に意味が込められています。
各国の文化や形が違えども、世界中の人々にとって新年を迎える前日である大晦日は特別な日として扱われています。