ロリータ系メイド服

近年では日本のメイド文化が日本国外へ輸出されたことからゴシックロリータや漫画の要素が混ざったメイド服は流行しています。
ゴシック・アンド・ロリータやロリータ・ファッションの衣服はモノトーンであること・エプロンドレスを用いることもあること・19世紀的な装飾性を持ち、両者ともフリフリした派手な服装であるなどの共通項からメイド服と混同されやすい。
実際に『不思議の国のアリス』などのイメージもあって、ゴシック・アンド・ロリータやロリータファッションのコーディネートに、このスタイル(エプロンドレス)が「メイド」と称して取り入れられる場合もある。しかし、あくまでもコスプレとはまた違う装飾性の一環として扱われる場合が殆どで、メイド服とゴスロリの混同は嫌われる場合が多い。
装飾が多いデザインは衣服としては好まれるが、2006年ごろのメイドカフェブーム以降、ゴシックロリータの愛好家の間ではゴシックロリータ的なデザインのメイド服は批判されている。
アニメや漫画等に多く描かれるのはこのタイプで、基本的に装飾過多で「仕事着」としての機能よりデザイン性(派手さ)を重視したものが多い。