本作の主人公。初登場時15歳-16歳。赤い髪を持つ高華王国の皇女。国王イルの一人娘。
従兄のスウォン、風の部族長で専属護衛のハクとは幼馴染である。
幼い頃からスウォンに想いを寄せているが、彼からはいつになっても子供扱いされていた。
さらに父からは、父の兄の息子で夫候補の最有力である筈の彼との婚姻を何故か反対され、自身の夫にして次代の国王に相応しい伴侶との婚姻をと告げられていた。
16歳の誕生日の夜に父王 イルがスウォンによって殺される場面を目撃してしまい、ハクと共に城を追われる。
逃亡の旅の途中で辿り着いた神官イクスにより建国神話に登場する四龍の子孫を集めよと預言を受け、ハク ユンと共に四龍探しの旅を始める。
国王の一人娘として大切に育てられており、何も知らない世間知らずの姫君だったが、ハクとの道中を経て己の無知を自覚し、凛々しくそして心優しく成長していく。

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