コメディ「犬とハサミは使いよう」

    不条理コメディ「犬とハサミは使いよう」は2011年2月にファミ通文庫から第12回えんため大賞優秀賞作品として刊行された、2013年1月19日にはアニメ化決定が発表された。
    主人公は、ある日、強盗に殺された春海和人である。本バカゆえの「読まずに死ねるか!」という執念で奇跡の生還を果たすが、その姿は何故かダックスフントと化していた。犬であるため、本が読めないことに悶える彼の前に現れたのは、ハサミが凶器のサド女・夏野霧姫。その正体は和人が大ファンの作家、秋山忍本人だった。一匹と一人の前に次々現れる多彩なキャラクターが縦横無尽に入り乱れる痛快不条理コメディ作。