ウィンリィ・ロックベルは機械鎧整備士の少女。「鋼の錬金術師」のメインヒロインである。淡い金髪のポニーテールに、耳に右に4つ、左に2つの合計6つピアスをしており、青い瞳の美少女で、機械類には目がないお転婆な女の子。リゼンブールの医者の家に生まれ、エルリック兄弟とは幼馴染である。両親は彼女が8歳の時にイシュヴァールの内乱で死亡し、以後、祖母のピナコに育てられる。ピナコを師として機械鎧整備士になり、エルリック兄弟を支えている。
性格はとても明るく、ガサツな部分も見える。己の容姿や機械鎧技師としての腕前を賞賛する発言も。フェチとも言えるほどに高じた機械好きのため、エドが機械鎧を壊したのを知れば問答無用でスパナ等で殴りつけることも珍しくない。エドの銀時計を無断で分解したり、その銀時計をパニーニャに盗ませて質屋に売らせようとしたり、見ず知らずの人物の機械鎧や乗り物まで追求しだすなど、半ば無神経な行動も見られる。その反面、泣き虫かつ寂しがり屋で、常に危険に晒されている兄弟を心配するなどの思いやりある姿も見せる。鎧の体であるアルの事を無視して、機械鎧の整備は一生自分がやるから旅をやめてとエドにすがりつくなどの姿を見せた。両親の仇であるマスタングを知った後、彼の人柄を知る事で憎みきれなくなった。
普段の衣装は作業用のツナギにバンダナをしているか、白のノースリーブに黒のミニスカート、黒のジャケットと革製のショートブーツを愛用している。
そのほかにも、エプロン姿やブリッグスでの防寒コートなど、登場キャラクターの中では、割と衣装には恵まれている。