青春は、優しいだけじゃない。痛い、だけでもない。『氷菓』(ひょうか)とは、米澤穂信の推理小説『〈古典部〉シリーズ』を原作としたテレビアニメである。2012年4月~9月に放送された。優れた洞察力、推理力を持って、何事にも積極的に関わろうとしない「省エネ主義」を信条とする神山高校1年生の折木奉太郎は、姉供恵から古典部への入部を勧められる。積極的に断る理由もなく、労せず私的空間を手に入れられると踏んだ奉太郎だが、予想に反して同じ1年生の千反田えるも「一身上の都合」で入部していた。彼女の強烈な好奇心を発端として、奉太郎は日常の中に潜む様々な謎を解き明かしていく。やがて奉太郎とは腐れ縁の福部里志と伊原摩耶花も古典部の一員となり、活動目的が不明なまま古典部は復活する。ある日、奉太郎はえるから助けを求められる。それは、彼女が元古典部員の叔父から幼少期に聞かされた、古典部に関わる話を思い出したいというものだった。古典部の文集「氷菓」がその手掛かりだと知った奉太郎は、仲間たちと共に、「氷菓」に秘められた33年前の真実に挑むことになる。アニメ『氷菓』の放送につれて、コスプレに興味が湧いたコスプレイヤーは主人公などのキャラクター衣装、ウィッグなどを着て彼らを扮しています。十分楽しめますね。