おしゃれのために、多くの人は気に入った淡い色合いのダウンコートを購入したが、クリーニングが悩みです。クリーニング店に任せてもいいが、自分でコートを洗えれば節約につながる。だから、ダウンのクリーニング方法をお紹介しましょう。
まず洗濯表示タグをチェック。「水洗い可」のマークであれば自宅で洗える。「汗など水溶性の汚れはドライクリーニングより水洗いの方が落ちる」縮みや傷みなどのトラブルを防ぐため、洗い方や水温は表示を守ろう。
全体を洗う前に、襟や袖口などに付いたしつこい汚れの前処理をする。羽毛はアルカリ性に弱いため、中性の「おしゃれ着用洗剤」を使い、表示より5~10倍濃くした洗濯液を食器洗い用スポンジに含ませて20回程度トントンとたたく。それでも落ちない時は柔らかい洗濯ブラシを使う。毛が倒れるほど強くこすると生地を傷める可能性があるため、優しくこするのがコツだ。
細かい点だが生地の織り方もポイントだ。縦糸と横糸が直角に織られているものより、斜め織りの方が表面に露出する糸が長く、ブラシによる摩擦に弱い。一層の注意が必要だ。また、つや出しのコーティングを施している生地もブラシは避けた方がいい。
次に押し洗いする。おけ代わりにする洗濯槽に水を張って中性洗剤を規定量入れる。ダウンコートの中身のダウンとフェザーは水に浮く性質があるため、手で上から押して洗濯液をコート全体にしっかり通すように40~50回、上下させる。