『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は、真島ヒロによる日本の漫画作品。2012年現在『週刊少年マガジン』において連載中。略称は「FT」。累計2200万部発行。2009年10月よりテレビアニメが放送中。
世界中に幾多も存在する魔導士ギルド。そこは、魔導士達に仕事の仲介などをする組合組織である。
立派な魔導士を目指す少女・ルーシィは、ひょんな事から火を食べ、火を吐き、火を纏う滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)・ナツと出会い、ナツの所属するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入する。しかしそこは、ルーシィの想像を超えた荒くれ者が集まるギルドだった。
問題児だらけの「妖精の尻尾」だが、ナツとルーシィはチームを組んで順調に依頼をこなして行き、次第に魔導士としても成長していく。
元々のアイディアは「乗り物に弱い少年が様々なものを届ける運び屋として成長していく」というものであったが、そこから「様々な仕事を請け負う魔法使い」というアイデアに派生し、連載案を読みきりとして発表した「MP(マジックパーティー)」の一部設定を引き継いだ[2]作品となった。主人公ナツは初期の段階では読み切りの「FAIRY TALE」の主人公と同一デザインの予定であり、その後主人公を人間にするに当たって角が取られ、幾多の髪型と服装のデザイン変更を行い現在のナツが完成した。また、13巻以降にはカバーをはずすと設定資料や没カットなどが描かれている。前作『RAVE』同様単行本にキャラクターのプロフィールがあるが、身長や体重などの設定は無い。