黒子テツヤは目の前にいても全く気付かれないほど極端に影が薄い少年です。無表情で誰に対しても丁寧語で話すが、本気で怒った時には口調が変わる。おっとりとした外見だが言いたい事ははっきり言う性格。好きなものはバニラシェイクと読書(主に文学作品)。学力は平均的だが国語が得意。図書委員会に所属。
強豪、帝光中バスケ部の出身。「キセキの世代」と呼ばれる5人の天才からも一目置かれた「幻の6人目(シックスマン)」。身体能力はほぼ限界値というほど低く、個人技に関してもフリーのレイアップシュートすら入れられないほどだが、並外れた観察眼に加え、存在感の薄さとマジックにおける視線誘導のテクニックを応用した「ミスディレクション」で敵のマークを自在にかわし、華麗なスティールとパスワークでチームを得点に導く。また、この「ミスディレクション」以外にも、「加速する(イグナイト)パス」と呼ばれるパスを使い、さらに、WC(ウィンターカップ)では「加速する(イグナイト)パス 廻」と呼ばれる貫通力のあるパスも使う。自らを「影」と称し、アシストにおいて最大限力を発揮するプレイヤーである。厳しい特訓の末、パス以外にも「消えるドライブ(バニシングドライブ)」を習得した。さらに合宿から特訓し、ウィンターカップ1回戦勝利後青峰に教わり「幻影のシュート(ファントムシュート)」を完成させた。また、バスケットIQもかなり高い。
「勝つことが全て」という帝光の理念を受け入れる事が出来ず、全中制覇を最後に決別。帝光のバスケは何か大切なものが欠落していると感じている。