中国は南北朝時代、北斉に仕えた武将『高長恭』。蘭陵王の通り名でも知られる。 その美貌と勇壮さで知られ、斉の軍神と讃えられ、賜ったものは果物一つといえども部下たちと分け合ったという。 死後は蘭陵武王の諡(おくりな)を賜った。 
その美貌ゆえ仮面をつけて戦っていたが、なぜ隠すのかは、二つの理由が伝わっている。 一つは兵士が彼の美貌に気を取られ、士気が下がることを恐れたがため。 もう一つは、敵に侮られることを恐れたため。 いずれにせよ、その美貌は天下に鳴り響いており、幾つもの伝説が誕生した。 
蘭陵王は皇族である高澄(文襄帝)の第四皇子として生を受けた。 母は荀という名の侍女だったが、将来必ず美しい子息に恵まれるだろう、と予言されていた。 そして生まれたのが高長恭……即ち、蘭陵王であった。 
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