『ヒプマイ』にはもう1つ、外せない“魅力”がある。それは、HIP HOP界の重鎮や有名ラッパーが作詞?作曲を手掛けているということだ。
山田一郎が歌う「俺が一郎」は、好良瓶太郎(コウラビンタロウ)こと、歌っている本人である木村が作詞しているだけでなく、パンクバンド?GEEKSのエンドウ.をはじめ、元Hysteric Blueの楠瀬タクヤ、元NIRGILISの岩田アッチュらで構成される「月蝕會議」が作曲。さらに「月蝕會議」は、山田二郎が歌う「センセンフコク」の作詞?作曲、伊弉冉一二三が歌う「シャンパン ゴールド」の作曲も手掛けている。また、その「シャンパン ゴールド」の作詞を、“チャラ男芸人”としてお馴染み、オリエンタルラジオの藤森慎吾が担当しているというバラエティの富みようだ。
その他にも、ダウンタウンの松本人志が出演して記憶に新しい「タウンワーク」のCMに登場する人気ラッパー?KEN THE 390、サイプレス上野や、HOME MADE 家族のKUROも参加しており、楽曲にその「豪華さ」が現れているといっても過言ではないだろう。
ここまで長々と解説してしまったが、なんだかんだ、とりあえずこの曲を聴いてみてほしい。