元長州派維新志士で幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客。当時を知る者からは「抜刀斎」の名で呼ばれる事が多い。
飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の使い手。
性格はいたって温厚で心優しいが、人の命や人生を理不尽に虐げる事に激しい怒りを抱くため戦闘時には抜刀斎の時に戻ったようになる時も。また、過去に対する贖罪や負い目から、自分を追い込んでしまったり、自身の犠牲に関して軽視しがちな後ろ向きな面を無自覚に抱えており、戦いの中で(特に自分の過去と激しく向き合う時ほど)情緒不安定になりやすく、師の比古からも再会時に手痛く指摘されている。
過去の所行故、剣心を恨んでいる人物は多いが、同時にそう言った過去の経験から深みのある優しさで接するため慕う者も多い。